Sugar 5.0 インストール

出典: SugarForum.jp

SugarCRM5.0.0は、PHP(5.2.*)+MySQL(5.0.*)が動作する環境での利用を推奨します。

目次

PHPの設定

以下の項目についてphp.iniを変更後、Apacheを再起動して下さい。

PHPでアップロード可能なファイルサイズの設定

アップロード可能なファイルサイズを20M以上にする必要があります。

upload_max_filesize = 20M

メモリ上限値の設定

PHPで利用可能なメモリ上限値を40M以上にする必要があります。

memory_limit = 40M

mbstringの設定

php.iniで、mbstringエクステンションを使用するように設定します。

// Windows環境の場合
extension=php_mbstring.dll
//Linux環境の場合
extension=php_mbstring.so

さらにphp.iniには日本語(マルチバイト関数)のための設定項目がいくつかあります。これらを下記のように設定してください。

mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = pass
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none
default_charset = UTF-8

IMAPの設定

この設定は、IMAPメールボックスへの対応とメールボックス巡回の機能を有効にするためのものです。

//Windows環境の場合
//php.iniから下記2箇所のエクステンションのコメントをはずしてください。
extension = php_imap.dll
extension = php_curl.dll
//Unix/Linux環境の場合
//PHPの設定でphp_imapを有効にして下さい。
extension = php_imap.so

また、利用するPHPがClient URL Libraryに対応するようにコンパイルされている必要があります(--with-curlオプション)


MySQLデータベース作成


  • レンタルサーバなどを利用していてデータベースが予め支給されている場合はここをスキップしてください。
  • 手動では作成せず、セットアップ時に自動で作成することも可能です。

Sugar5.0で使用するMySQLデータベースを作成します。文字コードはUTF-8で作成してください。

(例)ユーザ名:sugarcrmuser データベース名:sugarcrmdb パスワード:11111で作成する場合

mysql> CREATE DATABASE `sugarcrmdb` DEFAULT CHARACTER SET utf8;
Query OK, 1 row affected (0.01 sec)
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON sugarcrmdb.* TO sugarcrmuser@localhost
    -> IDENTIFIED BY '11111';
Query OK, 0 row affected (0.01 sec)
  • MySQL4.1以上を使用する際、以下のようなエラーメッセージが出る場合があります。これは、MySQL4.1でパスワードハッシュの長さが16から41に変更されたことにMySQLに接続するクライアントが対応していないために起こります。この現象を回避するには、MySQLデータベースのパスワードを以下のように旧パスワードで設定してください。
Error 1251: Client does not support authentication protocol
// 例) ユーザ名:sugarcrmuser パスワード:11111で設定する場合
mysql>  use mysql;
Database changed
mysql> UPDATE user SET Password = OLD_PASSWORD('11111')
   -> WHERE Host = 'localhost' AND User = 'sugarcrmuser';
Query OK, 1 row affected (0.08 sec)
Rows matched: 1  Changed: 1  Warnings: 0

mysql>  FLUSH PRIVILEGES;
Query OK, 0 rows affected (0.10 sec)

Sugar5.0 の準備

インストールに必要なデータを準備します。

Sugar5.0本体と日本語ファイルのダウンロード

以下のSugarCRM日本語版ダウンロードサイトよりSugar5.0日本語版をダウンロードしてください。

  • Sugar Community Edition 5.0.0x (SugarCE-Full-5.0.0x-Ja.zip)

http://www.sugarforge.org/frs/?group_id=18

Sugar5.0のアップロード

ダウンロードしたSugarCE-Full-5.0.0x-Ja.zipを解凍し、SugarCE-Full-5.0.0xの中の全ファイルをウェブサーバにアップロードします。一般的には以下のようなディレクトリになりますが、システムによって異なります。

/var/www/html/ (Linux/Apache)
¥Inetpub¥wwwroot¥ (Windows/IIS)
¥Program Files¥Apache Group¥Apache¥htdocs¥ (Windows/Apache)
/Library/WebServer/Documents/ (MacOS X/Apache)

パーミッションの変更

以下のファイルとディレクトリのパーミッションを、ウェブサーバのユーザが書き込み可能になるように変更してください。ディレクトリ内のすべてのサブディレクトリとファイルのパーミッションも変更してください(書き込み可能な設定になっているかどうかは、インストール時、「ステップ3: システムチェック」で確認できます。)

config.php
Custom    Modules    Data    Cache   ディレクトリ、サブディレクトリと中身のファイルすべて

ウェブサーバにアクセスできるユーザは環境によって異なります。一般的に以下のようになります。

apache (Linux/Apache)
nobody (Linux/Apache)
IUSR_computerName (Windows/IIS)

パーミッションの例

ベストなパーミッション構成:

  1. Apacheユーザ、Apacheグループがすべてのオーナーとなる。
  2. フォルダは0755
  3. ファイルは0644

ただし、このような状況はホスティング環境や複数アプリケーション構成の場合に現実的ではありません。

現実的なSugarCRM用パーミッション例

  1. ユーザが全ファイル、フォルダを保有し、Apacheは別ユーザで実行。
  2. フォルダは0775(カレント含む)
  3. 下記のフォルダ、ファイルを0777:
    • config.php
    • config_override.php (存在する場合)
    • cache/* (回帰的に)
    • custom/* (回帰的に)
    • data/* (回帰的に)
    • modules/* (回帰的に)


Sugar5.0のインストール(セットアップ)

Sugar5.0日本語版をインストールします。インストールはセットアップウィザードで実施します。

セットアップウィザード起動

http://<サーバ名>/<Sugarディレクトリ>/index.php

にブラウザでアクセスしますとインストーラにリダイレクトされ、セットアップウィザードが起動します。『次へ』をクリックして、インストールを開始します。

ライセンス確認

GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 3をよくご理解のうえ、『同意します』にチェックをいれて『次へ』をクリックします。

ライセンス確認に同意し次へボタンを押すとシステムコンポーネントの整合性がチェックされます。ここで問題がある場合は、エラーメッセージに従い問題を修正してください。

インストールオプション

問題がなければ、インストールタイプの選択画面に移ります。必要最小限の情報入力でインストールを進められる『通常インストール』と細かなオプション設定が可能な『カスタムインストール』が選択できますが、ここでは、『通常インストール』を選択し、『次へ』をクリックします。


データベースタイプ

利用可能なデータベースの種類が列挙されますので、Sugarで利用するデータベースを選択します。ここでは、MySQLを利用します。


データベース設定

データベースの情報を入力し、『次へ』をクリックします。
  • ホスト名 : MySQLの場合、ウェブサーバとデータベースサーバが同じマシンに入っていれば通常は「localhost」です。
  • データベース名 : データベース名を入力します。
  • データベース管理者のユーザ名 : データベース管理者のユーザ名を入力します。
  • データベース管理者のパスワード : データベース管理者のパスワードを入力します。
  • Sugarデータベースの管理者ユーザ名 : Sugarが利用するデータベースの管理者ユーザを指定します。ここでは、『管理者ユーザと同じ』、『既存ユーザを指定』、『作成するためにユーザを定義』が選べます。『既存ユーザを指定』および『作成するためにユーザを定義』では、ユーザ名とパスワードを入力するフォームが現れますので、ここにユーザ名とパスワードを入力します。
  • データベースにデモデータを追加しますか? : デモ用のサンプルデータを一緒に作成するか指定します。選択肢として、何も作成しない『いいえ』、英語のサンプルデータを作成する『はい』、多言語のサンプルデータを作成する『はい - マルチバイトデータあり』があります。

※『次へ』をクリックして以下のエラーが表示された場合は、「MySQの設定」の「old-password」を参照してください。

Error 1251: Client does not support authentication protocol


※指定したデータベース名のデータベースが既に存在する場合は、『次へ』をクリックすると『キャンセル』を押して別名のデータベースを作成するか『許可』を押してデータベースの内容を消去するかを選択するダイアログが出ますので、環境に合わせて選択指定ください。


サイト設定

Sugarサイトの設定を入力後、『次へ』をクリックします。
  • Sugar管理者パスワード : SugarCRMの管理者ID(admin)のパスワードを設定してください。


ロケール設定

Sugarで利用される日付、時間、通貨などのフォーマットを指定します。内容を確認し『次へ』をクリックします。


設定の確認

設定が正しいかどうか最終確認します。ここまでがインストールに必要な設定です。『次へ』をクリックしますとインストールの実行が開始されます。設定を変更したい場合は『戻る』で戻って変更してください。


セットアップ実行

セットアップウィザードがインストールを実行します。この作業には1分ほどかかる場合があります。インストールが終了しますと「Sugar5.0.0xのインストールが完了しました」と表示されます。完了しましたら『次へ』をクリックしてください。

※「config.phpファイルに書き込みできません」というエラーが表示された場合、表示されているソースをコピーし、手動でconfig.phpファイルを作成し、Sugarディレクトリ直下に入れてください。

※「.htaccess ファイルに書き込みできません」というエラーが表示された場合 「#BEGIN SUGARCRM RESTRICTIONS」から「#END SUGARCRM RESTRICTIONS」までをコピーした.htaccessファイルを作成し、Sugarディレクトリ直下に入れてください。

登録

ユーザ登録をする場合は、各項目に記入後『ユーザ登録』をクリックしてください。インストールを終了させるには『登録しない』をクリックしてください。Sugarが立ち上がります。


ログイン

「サイト設定」時に設定したIDとPWでログインします。


タイムゾーン設定

初めてログインする際にはタイムゾーンを設定する画面が表示されます。日本でご利用になる場合は「Asia/Tokyo (GMT+9)」を選択してください。


Homeの表示

Sugarのホームが表示されます。

※以上でSugar 5.0のインストールは完了です。


最終更新 02:39, 2010年1月12日 (火)。   このページは 35,428 回アクセスされました。